REPORT  第5戦・第6戦 つま恋カートコース 2013.6.23

_HS222016月23日(日)静岡県のつま恋カートコースで行われたPETRONAS CHALLENGE 2013シリーズ 第5・6戦。つま恋カートコースでの開催は今シーズン2回目。シリーズも折り返しを過ぎ、チャンピオンに向けて各ドライバーも気合新たに挑んだこのレースでは、ここまでトップランカーの山川仁也が2連勝を飾り、今シーズン3勝目。2位に大差をつけ、最終戦に向けてこの勢いを維持したいところ。一方、ポイントランキング2位の乾博貴は79ポイント、3位の三宅敦詞が77ポイントとこちらは大接戦。もちろん両者ともシリーズチャンピオンの可能性が残されており、最終戦まで粘り強いレースを期待したい。

■第5戦 タイムトライアル
まず上位を占めるのは松崎翔平、中森丈晴など。後に乾がトップタイムをマーク、そこから小差の争いが続く。乾、三宅、吉江宏斗がぶつかり合う中、トップに躍り出たのはやはり山川。最後に夏目南斗が2番手に浮上、フロントローを獲得した。

■第5戦 決勝
20周の決勝。ホールショットは山川。2番グリッドの夏目はポジションを下げ、5番グリッドから乾が上がり2番手に。3番手は三宅、4番手に吉江。5番手争いは佐竹航と中森。7番手争いは大湯都史樹と加来匠。9番手争いは角谷昌紀と夏目に。
先頭の山川は徐々に後続を引き離し、トップを快走。後方では、7番手争いをしていた大湯が順位を下げ、加来が7番手単独に。乾、三宅、吉江の3台による2番手争い、佐竹、中森の5番手争いは終始緊迫した空気。ラスト2周で中森が佐竹に仕掛けるも不成功、後方の加来と3台が連なって順位変わらずチェッカー。
優勝した山川がここで25ポイント、2番手争いを制した乾は20ポイントを獲得。両者の差はわずか8ポイントのまま第6戦へ。

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■第6戦 タイムトライアル
第5戦結果の逆順で1周ずつの計測。各ドライバーが31秒台後半を連発する中、中盤に石田ジョーが突出した31″156をマーク、それを塗り替えるドライバーはなかなか現れなかったが、今回好調の夏目、加来が石田に続く31″2を出し上位に浮上。しかし最後に山川が登場、31″118でポールポジションを奪っていった。石田は2番グリッド獲得。

■第6戦 決勝
25周の決勝レース。石田ジョーがスタートで先頭に立つも、すかさず抜き返す山川。中森がオープニングラップで1つ順位を上げ4番手、夏目は5番手にドロップ。序盤では加来が石田を交わし2番手へ上がるが、既にトップ山川は独走状態へ。6周目にはランキング2位の乾が痛恨のストップ。中盤まで2番手争いを形成していたのが石田、加来、中森、夏目、三宅、篠原の6台。石田がまた2番手に戻りトップを追うが、加来との2番手争いをしたまま周回を重ね、それ以降は中森、夏目、三宅の3台での4番手争いに変わる。13周目、夏目が中森を交わそうと仕掛けるが失敗、三宅と絡み、さらに後続の篠原とも接触。終盤のトップ10は山川が単独トップ、石田と加来の2番手争い、中森と三宅の4番手争い、難を逃れた大湯が6番手、佐竹と小川が7番手争い、9番手は吉江、10番手は夏目というオーダーのままチェッカーが振られた。

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